CLOSE

OPEN

LINE

1学年リベラルアーツ講座を開催

 6月22日(金)6時限目に群馬大学理工学部環境創生理工学科の板橋英之教授をお招きして、1学年の全生徒を対象にリベラルアーツ講座(第1回)を開催しました。

 群馬大学の各学部・学科の研究内容の紹介をはじめ、卒業生が就職した企業において就業力がすぐれている点や、地域貢献度および研究力などが全国でも上位にランキングされていることなど、大学の魅力を大いに披露していただきました。特に生徒たちに関心を集めたのは、同大学で推進している自動運転プロジェクトでした。次世代モビリティとして自動車の完全自動運転の研究が急ピッチで進められ、群馬県が車の自動運転推進地域としてイノベーションの聖地になるという話には多くの生徒が驚き、目を輝かせていました。板橋教授は、生徒から出された多くの質問にも丁寧に答えていただき、「進路を決める時には、何をやりたいかが大切であり、やりたいことがしっかり決まっていれば何とかやり通すことができます。」と心強いエールを送ってくれました。

 講演後の大西校長との対談では「この研究をやりたいという強い気持ちが大切です。」と繰り返し目的を持つことの大切さを強調されていました。また、大西校長からは、「生徒に得意・不得意ではなく、これがやりたいという明確な目標を持ってもらいたい。どうして勉強しているのかが分からないと頑張れないし楽しくない。」と生徒たちには目標を持ちながら、前向きな学びを実践してもらいたいと期待を込めて話していました。
今回の講演は多くの生徒たちとの知的好奇心を刺激し、文理選択に対しての大切な観点や将来の研究分野に関心を持つ貴重な機会となりました。


(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.