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ご挨拶

校長挨拶
東京農業大学第二高等学校

校長 加藤 秀隆

長い歴史と伝統をもつ、わが国最大の農学系総合大学である東京農業大学の2番目の併設高校として、本校は昭和37年(1962年)に群馬県高崎市に創立され、今年度で創立63年目を迎えました。創立から本日に至るまで、地域の方々からの厚いご理解とご協力を賜り、心より感謝を申し上げます。

本校は教育方針に「何事にも主体的に取り組める人材の育成」を掲げ、ICT教育、グローバル教育、理科教育など教育内容の充実に努めています。
多様化する社会の要望にしっかりと応えるため、DXハイスクールの認可を受け、プログラミング教育をはじめとするICT教育を推進するほか、海外の学校との交流やJICAや国連職員などによるグローバル講演会の実施、東京農業大学との連携による「STEAM教育コース」の受講システムの導入など、自ら考え実践できる人材の育成を目指し、体験的な学習プログラムを豊富に用意しています。これらのプログラムを通じて生徒の関心の幅を広げ、深い学びへと自ら進んでいけるよう学習環境を整えています。

よりきめ細かい教育を実践するためにコース制を導入しています。
Ⅰコース(進学選抜コース)、Ⅱコース(発展/標準コース)、Ⅲコース(クラブ選抜コース)、そしてグローバルコースの4つからなり、いずれのコースもコースの特色を生かしながら生徒一人ひとりが自ら望むスクールライフを作り上げています。
進学先も多岐にわたり、難関国公立大学や難関私立大学をはじめ、地元の国公立大学や有名私立大学、併設大学である東京農業大学や東京情報大学など、生徒たちは自らの目標と合致した大学に目的意識をもって進学しています。
さらにここ数年間で50名を超える卒業生が、国立台湾大学やクイーンズランド工科大学など海外の大学への進学も果たしました。
クラブ活動においても陸上競技部や吹奏楽部、競技かるた部は全国大会の常連であり、昨年度は剣道部、空手道部、ソフトテニス部、放送部なども全国大会で活躍しました。そのほかJRCボランティア部や理科部など多くのクラブが活発に活動をしており、生徒たちは共通の目標を持った仲間とともに貴重な経験を積み重ねています。

本校へ入学される皆さんの「学びたい」という気持ちがさらに大きく膨らむよう、職員一同一丸となりサポートを行います。
皆さんには、「仲間とともに、自ら学び、考え、実践する充実した3年間」を過ごし、より良い社会づくりに貢献できるような人材に成長して欲しいと願っています。

(C) 2017 The Second High School, Tokyo University of Agriculture.