7月13日(火)に1学年はコース別に総合学習を実施しました。新型コロナウイルス感染防止対策を講じながら、通常授業とは異なる視点でコースごとに校内および校外でそれぞれ学習を行いました。各コースの取り組みの様子は下記の通りです。
◇Gコース~国際キャリア教育~
「国際キャリア」というテーマのもと群馬県庁、JICA群馬デスクへ伺いました。群馬県やJICAについて生徒自らテーマを設定し、SDGsの観点からグループ発表を行いました。高校生視点での分析や考察について有識者の皆様からは温かいコメントや疑問点へお答えいただきました。
群馬県庁地域外交課小林様、群馬暮らし・外国人活躍推進課志村様より群馬県の状況や多文化共生への取り組みについてお話いただくとともに外国人窓口の案内をしていただきました。JICA東京佐谷様、群馬デスク宮田様より国内での取り組みやご自身の協力隊経験について対話やワークショップを交え体験的に共有をしていただきました。
国内外で実際にお仕事をされている方々と直接お会いしたことで、生徒たちは「国際キャリア」を身近に感じ目標や憧れを抱くことができました。
◇Ⅰコース~企業見学(リモート)および講演会~
リモートでの企業見学と対面講演を行いました。
午前中は、筑波研究学園都市にある宇宙の謎を解明してる高エネルギー加速器研究機構(KEK)および群馬県高崎市にある群栄化学工業株式会社とリモートで授業、企業説明を行っていただきました。また、午後は前橋地方裁判所高崎支部から裁判官を招き、対面講演と文理選択のアドバイスをいただきました。生徒にとって文理選択や大学の学部・学科選びの良いきっかけになると思います。
◇Ⅱコース~異文化交流行事~
海外から日本に留学する留学生を本校にお招きして異文化交流行事を実施しました。留学生から自国の文化の紹介をしていただき、留学生に対して群馬の特色や文化を、班別にPowerPointを利用して生徒からプレゼンテーションを行いました。ある班では群馬のお祭りを紹介するということで、浴衣を着用するなど工夫を凝らした発表をしていました。
英語に触れることはもちろんのこと、他国の文化に触れ、価値観を広げる有意義な機会となりました。
◇Ⅲコース~マナー講座~
全体講話では元サッカーJリーグ選手の講演を聞き、将来について考える機会を得ることができました。その後、3班に分かれ、ローテーションでビジネスマナー実習、スポーツ系実習、保育実習にそれぞれ取り組みました。ビジネスマナー実習では、自分の強みを見つける実習や自己管理能力、コミュニケーション能力を学び、スポーツ系実習ではアイソレートトレーニング、フルレンジオブモーションなどトレーニングの基礎を学びました。また、保育実習ではこどもの心のつかみ方など楽しく学ぶことができました。
全体として印象に残った言葉として、「目と耳を鍛える!」、本物をしっかり見ることの大切さや、聞く耳を持ち考えることの重要さを学ぶことができました。今後の部活動や勉強の取り組みに生かしていきたいと思います。