LICCA 長壁総一郎さん、早也花さんによるワークショップを開催
11月10日(木)5,6時間目の総合探究にて1、3年生のグローバルコースを対象に群馬県みなかみ町の間伐材を使ったエッセンシャルオイルの製造を行っているLICCA 長壁総 一郎さん、早也花さんよりワークショップを実施していただきました。
「海外に出たからこそ、気が付いたこと」というテーマでご自身の海外(東ティモール、ラオス)での JICA の協力隊の経験についてのお話、また、なぜ現在のお仕事であるエッセンシャルオイルに取り 組み始めたのか、日本の森林問題の現状や今日からできることについてのお話をしていただきました。ワークショップでは実際にヒノキ、スギ、モミから抽出したオイルの匂いをか きながら、どの木から抽出したのかゲーム形式で当てながら、木の成分からそれぞれ異なった特徴のある香りがあることを体験的に学びました。
また、エッセンシャルオイルの製造過程を学びながら、間伐材の利用の意義をふまえ、環境問題を考えるきっかけとなりました。講座の最後には海外での勤務経験の中で、思い通りにいかないこともあるけれど、感謝の気 持ちを忘れず努力をしていく中で道は開かれるとのメッセージを頂きました。
将来、国際協力に携わりたいと思う生徒、SDGs について関心の高い生徒がグローバルコースには多数い ますが、そういった生徒たちにとって大変興味深く、有意義なワークショップとなりました。