10月24日(木)の6時間目に武揚ホールにて、高校の2学年全コースを対象に「リベラルアーツ講座」を実施しました。今回は、朝日新聞前橋総局長の八木正則様より「高校生活が人生の原点」~球児が大人になったら~ というタイトルでお話を伺いました。
八木さんは、農大二高26期の卒業生で在学中は硬式野球部に所属し、3年次には夏の全国高校野球選手権大会で甲子園出場を果たした方でもあります。八木さんは、豊富なご経験から、(1)高校在学中に、野球の取材を新聞記者に受けたことで憧れを持ち、大学では野球を続けながら、社会問題を考えるサークルにも所属し就職活動に備えていた内容 (2)朝日新聞に就職後は、大阪や東京の社会部で記者やデスクとして長年を過ごされ、主に事件取材を中心に取材活動をされており、原発・災害、高校野球取材も行っていた内容 (3)最近では、全国高校野球選手権大会を担当する部署で、甲子園での大会運営にあたり、五回終了時のクーリングタイム導入など暑さ対策に尽力された内容など、自身の経験を踏まえお話しくださいました。
また、最後には、現在の高校生に対して、「高校生活は貴重な時間で、後になっては戻れない。今が一番いいときなので大事にしてほしい。今を大切にし、数年後自分はどうなっていたいかというビジョンを描きながら、勇気を出して様々なことにチャレンジしてほしい」という言葉が印象的でした。
八木さんの講話を伺い、一人一人がこれからどう過ごしていきたいかという自分のビジョンについて深く考える時間になりました。